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タスク1とタスク2の話。

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タスク1とタスク2の話。

こんなネットの記事を見つけました

「ありえないミスをする人」の脳内では、何が起きているのか。

https://sairu.co.jp/doernote/0048


という記事ですね。
これはその名の通り、ありえないミスをする人について書かれています。
頭の中をCPUに例えて、どんな理由でそれが暴走してしまっているのかなどについて書かれています。

その中で筆者はCPUが様々な理由で暴走するのでは?という仮説に当てはまらない人がいる事で
もうひとつの仮説を立てていました。
それが、1970年代にティモシー・ガルウェイが提唱した「セルフ1とセルフ2」の概念。
これは、自分の中には本来の自分である「セルフ2」と、自分を評価する「セルフ1」の2つが共存している、という説なのです。

これは、評価する「セルフ1」が仕事をミスした本来の自分「セルフ2」を責め立てるという事によって、本来の自分が委縮していくというものなのなんだけど
自分のミスは、ある意味その仕事の過程や内容のうちの「たった1項目」に過ぎなくても
「セルフ1」が自分を追い込み、仕事の全てや自分自身の全てにおいてまで卑下して追い込んでしまう現象が起こっていくというものらしい。

これを読んで僕はふと思ったのですよ。
これは結構自分の性格を見直したりするのにも、役に立つのかもしれない。

自分の事を好きになれない
人とのコミュニケーションに自信が持てない
こんな人は自分の中の「セルフ1」が過剰に自分自身の評価を下げているのかもしれない。

たとえば「このようにしたらどうだろう?」とか「これをやってみたい」「こういう発言をしたい」と言った事を考えたとして、
それをセルフ1が「お前なんかがやったところで」とか「みんなに笑われるだけだ」などという風に「セルフ2」を攻撃してしまう。それで意気消沈して何も出来なくなる。
自分を好きになれない、自信が持てない。人とコミュニケーションが取れない。
そんな人たちはこんな風になってしまう経験が実は結構あるのではないだろうか。

確かにそこに至るまでには、そういう経験があったのかもしれない。
でも、それは段々と自分の中のセルフ1が自分自身セルフ2を過剰に攻め立てていく事で
そのようになってしまったという一面もあるのかもしれないと思うのです。

記事の中でも書かれているご自身の経験として、自分に出資してくれている人への劣等感から自分自身で勝手に自分を攻撃し、仕事のパフォーマンが格段に落ちているという話をされています。

自分の思ったように出来ない、自分の考えや行動を肯定できない。
それらも他でもない自分が自分を否定し、攻撃をしているのがそもそもの原因なのかもしれないと考えるようになりました。

仕事というのだと、あくまで自分の中のひとつ。
これが自分自身の肯定なんかになると、ちょっとデカイ話になるかもしれない。

でも「今こうやってみたい」とか「こうしてみたい」というタスクに対して
セルフ1の自分をコントロール出来るようになると、変わってくるのかな?
なんて考えてみたりするのです。

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